株式会社TBM

サステナビリティのトッププレイヤーへ、ユニコーン企業TBMの採用思想

2020年09月27日導入事例・インタビュー

会社紹介

石灰石を主原料とするプラスチックや紙の代替となる新素材「LIMEX」の開発・製造・販売を行うものづくりベンチャー。日本経済新聞「NEXTユニコーン調査2019」では、推定企業価値1218億円(国内2位)、日本史上6社目のユニコーン企業として注目を集めている。エコロジーとエコノミーを両立し、日本だけでなく、東南アジア・中国・モンゴル・サウジアラビアなどグローバルでも加速度的に成長を遂げている。

業種

製造業

社員数

50〜300名

「過去を活かして未来を創る。100年後でも持続可能な循環型イノベーション」をビジョンに掲げ、プラスチックや紙の代替となる新素材「LIMEX」を開発・製造・販売する株式会社TBM。今回はHR担当の増田様(写真右)に採用へのお考えについて、実際にback checkを受けて入社した舟木様(写真左)にリファレンスチェックを受けた感想をお伺いしました。

「LIMEXをやりたい人ではなく、TBMをやりたい人」を求めている

採用で大事にしていることを教えて下さい。

増田:採用の考え方で大切にしていることが2つあります。
1つは、「単にLIMEXの営業や開発などに携わりたい方ではなく、TBMが目指すビジョンの実現を共に目指したい方」に仲間になっていただくこと。
LIMEX事業をきっかけに弊社に興味をもっていただくことは、候補者との初期接点としては適切と捉えています。ただ、それだけでは不十分だと考えています。弊社としては、単にLIMEXの商品を売りたい、開発に携わりたいという方ではなく、TBMが大切にしている5つの価値観(感謝、謙虚、責任感、自分ゴト化、挑戦)や企業理念体系(ミッション、ビジョン、クレド)に共感し、自らオーナーシップを持って10年後、100年後も残り続けるTBMという会社を創っていきたい、そういう想いを持っている方にご入社いただきたいと考えています。なぜなら、弊社はグローバルでサステナビリティー領域のトッププレイヤーになることを目指しており、LIMEXはそのための手段の一つであるからです。

 もう1つは、「カルチャー・スキル・コミットメント」の バランスが取れた方に仲間になっていただくこと。
仮に経験豊富でスキルが高い方でも、既存メンバーが一緒に働くイメージを持てないと、入社後活躍することが難しかったり、組織にマイナスの効果が生まれる可能性があります。そのため、スキルフィットだけではなく、カルチャーフィットも重視しています。
この2軸に加えて、コミットメントも重視しています。昨今、転職行為が一般的になり、副業やパラレルキャリアという選択肢が一般的になりつつあります。しかし、私たちが成し遂げたいビジョンは1、2年の短期間で成し遂げられるものではありません。険しくも、壮大な挑戦を共に乗り越え、一緒に感動し合える人材の集団でありたいと考えています。

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用力を高めるための戦略的なコミュニケーションとは?

採用活動において、具体的にどのようなことに力を入れているのですか?

増田:現在は、「組織や事業に関する情報提供を網羅的かつ積極的に行うこと」と 「Candidate Experienceを高い水準で保つこと」に注力しています。2020年度は、年間採用人数100名前後を目指し活動しています。日々の選考活動だけに時間を使っていると、採用力は向上しません。中長期的な観点で採用力を高める上で重要度の高い項目に取り組んでいます。

まず、「網羅的かつ積極的な情報提供」について詳しくお聞かせください。

増田情報提供に注力する理由は、入社前後のギャップを最小限にすることを目的としています。
弊社はものづくり×ベンチャーというユニークなポジションの企業です。これまで日本の経済成長を支えた方々の経験や専門知識、スキルが求められると同時に、ベンチャーという未整備かつ発展途上である組織環境への適性も必要です。TBMが目指す理想像だけではなく、現在地を伝えるために、TBMの組織やカルチャーを伝えるオウンドメディアを活用し、選考プロセスの中で必ずTBMの組織情報に触れていただく仕組みをつくり、ミスマッチを減らす取り組みをしています。

「Candidate Experienceを高い水準で保つ」ためにはどのような施策をとっているのですか?

増田:今年2月から、数十問からなる候補者アンケートを開始しました。
 ・TBMの採用プロセスをどう感じたか
 ・選考プロセスにおける人事や面接官の対応はどうだったか
 ・入社後働くイメージが湧いたか
 ・転職活動にあたりどんなメディアを使い情報収集を行っていたか
このような質問に対する候補者からの回答内容を社内の選考関係者(部門責任者やマネージャー、人事担当)へフィードバックし、採用プロセス全体の改善に必要な施策につなげています。候補者体験の質を向上させることが、今後の採用力向上には必須だと考えています。

接だけの評価には限界があると感じた

様々な角度から施策を講じていらっしゃいますが、採用に何か課題を感じていたのですか?

増田:事業成長のための採用力向上はベンチャー企業にとって常に課題として挙げられます。弊社の場合、ここ数年、採用人数が増加する中で、入社後活躍した方もいれば、一方で期待する成果を出せずに苦戦する方もいらっしゃいました。これは企業、候補者双方にとって良い状態とは言えません。そこで、弊社でご活躍いただける方か、入社前の段階でより精度高く見極める必要があるという課題感が生まれました。

対策として、“社内向け採用マニュアル”を作成し評価基準の標準化や質問項目の統一化などに取り組みましたが、面接だけで全てを見極めることは属人的なスキルの積み重ねも必要であり、難しさがあります。面接スキルやオペレーションの基準を上げる努力も重ねつつ、面接以外の方法で多面的に評価する仕組みを検討した結果、新たな評価方法としてリファレンスチェックを導入にすること決めました。

そうした背景がありback checkを導入いただいたのですね。リファレンスチェックを実施した感想はいかがですか。

増田:導入してまだ1ヶ月ほどですが、既に選考における意思決定をする際、新たな判断材料としてポジティブな効果を感じています。back checkは候補者の方のこれまでの実績を裏付け、転職活動を後押しするものであると感じています。実際に、ある候補者の方は面接の評価が当落線上でしたが、back checkのレポートにおいて高く評価されており、不安要素を打ち消す材料として自信を持って次の選考に進める意思決定ができました。

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ファレンスチェックによって今までにない新鮮な感覚で転職活動ができた

舟木様はback checkを受けてご入社されていますが、候補者として選考を受けていただいた立場での感想を教えて下さい。

舟木:私はback checkを受けて入社し、現在は人事として採用活動を進めていく立場にあります。
back checkについては、受ける前と受けた後で大きく印象が変わりました。受ける前は、単純に面倒だなとも思いましたし、正直なところ企業から疑われてるような気持ちにもなりました。しかし実際に受けてみると、操作は簡単で、ストレスはありませんでした。
また、転職活動というと誰にも言わずに実施し、転職先が決まってから周囲に報告することがほとんどで、後ろめたさや申し訳なさが常にあるものだと思います。しかし今回は、リファレンスチェックの回答に協力いただいた方々から応援してもらいながら転職活動をすることができました。
これまでのように一人で転職活動に臨むのではなく、共に働いてきた方々に後押しされ、自分の中でTBMで働くことへの覚悟や勇気が醸成されていったように感じます。これは今までの転職活動にはない、新鮮な感覚でした。

ご入社され、人事として採用を進めていく立場になった現在、リファレンスチェックについてどのようにお考えですか?

舟木:リファレンスチェックは今のTBMの採用には欠かせないものだと思っています。
「TBMが目指すビジョンの実現に向け、挑戦できる方かどうか」「必要なスキルを持ち合わせ、再現性高く働くことができるかどうか」については、面接で深堀りすることで判断出来ると思っています。一方で、面接で確認するのが一番難しいのはカルチャーフィットだと思います。

弊社の掲げるインナースローガン「最強で最高のチームになる」に当てはめて考えると、「最強で」の部分は「継続的に成果を出せるか」を意味しており、スキルや経験から推し量ることが可能だと考えています。一方、「最高」の部分は「一緒に感動し合えるか」ということが大切であると考えており、一緒に感動し合うためには、周りから信頼され、応援されていることが重要です。しかし、これは候補者の主観だけでは判断が難しい。リファレンスチェックを通じた第三者からの情報によって、私たちは候補者のことをより深く信頼することができますし、リファレンスチェックにご協力いただけること自体も候補者の方の信頼の証だと思っています。

今後はback checkをどのように活用していきたいですか?

舟木:back checkの情報は、企業と候補者双方にとって価値があるものだと思っています。
企業にとっては、取得したレポートを通じて、自社の価値観にフィットする方なのか、入社してから活躍することができるのかを考える判断材料になります。候補者の方にとっては、書類や面接だけでは伝えきれないご自身の実績や信頼を企業にアピールする手段になります。
今後の展望としては、back checkで取得できた情報を入社後の育成や活躍の観点でも活用していきたいと考えています。

増田さん、舟木さん、本日はありがとうございました!

スタートアップから大手企業まで、多くの企業がback checkでリファレンスチェックを行っています。